MM2Hビザ・条件が変更になります!
やっと再開されることになったと、両手を上げて喜びたい所ですが、新条件の金銭面/資産面での変更が大きく、多くの方々が諦めなくてはいけない条件になりそうです。
新条件でのターゲット層はより金銭的に余裕のあるリタイアメント層、また高所得者層に絞られ、経済的にマレーシアに十分に貢献できるという事が第一の審査条件となることが見受けられます。
従来のMM2Hと新条件の比較は以下の通りとなります。(大まかな概要)
● 経済的条件
⋆金融資産証明: 新 RM1,500,000(約3,750万円)以上
旧 50歳以上の方はRM350,000、50歳未満の方はRM500,000
⋆定期預金額(マレーシアの銀行へ預ける金額): 新 RM1,000,000(約2,500万円)以上の定期預金
旧 50歳以上の方はRM150,000、50歳未満の方はRM300,000
⋆月収入証明(マレーシア国外での収入)
新 RM40,000(約100万円)
旧 RM10,000(約25万円)
⋆その他の条件 新 ビザ取得後は年間90日以上のマレーシア滞在が求められる。(50歳以下)
旧 マレーシア滞在日数に条件なし
新 ビザの有効期限 最長5年
旧 最長10年
現在申請中の方、現在MM2Hを保持していて更新時の条件等につきましては、詳細を確認中です。
特に新条件で気になる点は、ビザの有効期限が短くなる事とマレーシアの銀行へ預ける定期預金の金額と月収証明が3倍以上になっている点だと考えられます。
これまで連続で何年もの間、マレーシアがロングステイとしてダントツ1位でしたが、今後はこの順位がかなり下がってくるのではないかと思います。
とは言え、ロングステイ/長期滞在ビザの発行は世界約40ヵ国以上の国が受け入れを行っています。タイ、香港、インドネシア、オーストラリア、ヨーロッパ、中南米などそれぞれ条件は異なりますが今後はマレーシアよりも経済条件の易しい国、新たな新天地を求めて外国人が移動していくことでしょう。
気候が良くて、食べものが美味しくて、片言でも英語が通じて、リーズナブルに暮らせる!スペイン語圏ですが、アメリカやカナダのリタイアメントの多い中南米の国などもお勧めです。
⋆尚、単身留学及び親子留学をされる方は現在条件に変更はございません。
本日も読んで頂きましてありがとうございました。
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