学生ビザ・保護者ビザ・最新アップデート in マレーシア
マレーシアでは、両親揃って移住する事が可能になった為、今後は親子留学、教育移住の為のハードルが低くなったのでは？！
そう考えられていたのも束の間、保護者ビザに関してはドーンとハードルが上がった様にも思われます。
親子留学をお考えの方は、学生ビザの条件のみを確認するのではなく、保護者ビザの取得条件をきちんと把握しておくことがキーポイントとなります。特にシングルの方は提出書類が多くなりがちですので注意しながら準備する事をお勧めします。
●保護者ビザとは
保護者ビザは、マレーシアで留学する子供に帯同する親が取得するビザです。通常、母親が取得することが多いですが、父親も取得できる様になりました。このビザは、子供の学生ビザに紐づいて発行されるため、単独で取得することはできません。
ビザの有効期限は概ね1年ですが、子供の学生ビザの有効期限に依存するため、実質的な有効期限は1年未満となる場合が多いです。
保護者ビザの申請書類について、以下を確認してみましょう！
・パスポートサイズの証明写真（学生と母親、父親）
・子供と母親、父親の現地の医療保険証書コピー
・英文出生証明書、英文婚姻証明書、英文戸籍謄本
・母親、父親のパスポート全ページコピー
・学校からのオファーレター
・学校からの学費領収書
・資産証明
父親の3か月分の英文銀行取引明細書と残高証明書
母親の3か月分の英文銀行取引明細書と残高証明書
父親の3か月分の英文給料明細書
この部分を注意して各学校を確認していきましょう。
月額の給与がある学校ではRM20,000以上、別の学校ではRM24,000やRM30,000、兄弟が2人場合はRM40,000以上とどの学校も条件がバラバラです。
RM20,000以上＝約￥70万円、RM40,000＝約￥140万円/1ヶ月辺りの給与/収入の証明が必要となる…
例えば以下の様なイメージです（一部抜粋）
・父親の勤務先からの英文就労証明書
・コンドミニアムの契約書コピー
・公共料金の最新の請求書
・コンドミニアムのデポジットの支払い明細
・毎月のコンドミニアムの家賃支払い明細
・子供と母親を含むコンドミニアムで映っている写真
これはおおよそのクアラルンプールエリアの条件となりますが、ペナンは今のところ給与証明はRM10,000/月額となっています。但し、各学校のビザ担当によると、RM10,000がRM20,000とUPすることになるのではないかと言われています。
この様に見て行くと、州によって異なるというよりは学校により資産証明の条件が大きく異なってくる良いに見受けます。
マレーシアがいくら経済成長をしているといっても、生活コストで140万円/月額かかるという事はあまり無いかと思いますが、かなり強気な設定なのではないかと思います。金銭面では外国人にとっては段々と厳しくなってきているのではないでしょうか。
本日もお読み頂きましてありがとうございました。
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